シフォンケーキの手外しについて。
いつもシフォンケーキは手外しで外していると書いていますが、やらない方はよくわからないんじゃないかと思って改めて記事を書くことにしました。
手外しとは→
型にくっ付けたまま逆さにして冷ますシフォンケーキは、型にバターや油を塗ったり粉をはたいて方から剥がれやすくしている他のケーキと違い簡単に型から外れないので、もともとナイフで型から外します。
ただそれだと側面などに傷がついてボロボロになってしまうことがあるため、手だけを使ってケーキを押して、型から外す方法を手外しと言います。
失敗しない?→
私は強力粉ではなく薄力粉を使った生地でも、卵白多めの生地でもフルーツを使った生地でも手外しで型から外していますが、失敗したことはありません。
型に生地(と言うか皮?)は少し多めに残りますが、シフォンはどうやっても型に生地が付くので洗い物の手間は一緒かと。
むしろナイフで型から外す方がリスキーだと今は思っています。
手順→
①まず側面からはがします。
手で押し込むようにぐるりと側面を一周します。
②次は中央です。
真ん中の筒の部分をぐっと押します。1度で一気にで大丈夫です。
③底の部分を押し上げながら外していきます。
個人的にはこの時が一番怖い・・・。
④底だけがくっ付いた状態になったら、また生地を押しながらぐるりと一周します。
底と生地の間に隙間を入れるイメージで。
⑤ひっくり返すとすとんと落ちてきます。
この時落ちないことがあって、その時も怖い・・・。
詳しくはこちら→
(動画を見るのがいちばん手っ取り早いです!)
やったことがなかった時はシフォンケーキを押しつぶすなんて信じられませんでしたが、今では手外し一択です。
最初にやった人を知りたいんだけど、ググっても出てきませんでした。
プロの間では一般的な外し方のようでした。
これからシフォンケーキを焼こうと思っている方へ→
シフォン型はフッ素加工の物ではなく、アルミ製の型を買ってください!!
フッ素加工のシフォン型、なんて、インド風ビーフカレーほど矛盾していると思うのですが・・・。
と思っていたら、フッ素加工でも成功レシピ作ってる方いらっしゃいました!
すごいなあ・・・。
シフォンをナイフで外してちょくちょく失敗している方、
シフォンをナイフで外して失敗して「もう2度とやりたくない!」と思っている方、
手外しおすすめです。