空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

久々に、シフォン作り。

夜中に思い立って、シフォンケーキを焼きました。

 

レシピはシフォンならこの人、の石橋かおりさん。

ベーキングパウダーなど入らないレシピで、メレンゲの泡の力だけで膨らませます。

ベーキングパウダーには卵のにおいを消す作用があるそう。

私は卵の香りまで消えてしまう気がして、ベーキングパウダーを入れないシフォンケーキが好きなんです。

 

挑戦したのはオレンジジュースシフォン。

なんだかオレンジとか、レモンとか、柑橘系を食べたかったので。

いつものレシピ本からですが、このレシピは初めて。

オレンジの身を房から取り出し、細かく切ったり、オレンジの皮もすりおろしたり、細かい作業が必要で、結構めんどくさかった。

 

オレンジが古かったからか、メレンゲを入れる前の生地が固く仕上がってしまって、不安に。

どうする!?オレンジの絞り汁の残りを加えるか?

迷いましたが、レシピ通り固い生地のまま進めることに。

メレンゲを合わせ、型に流す頃には生地は普通の固さになっていて、一安心。

高さもあり、180℃で40分焼き上げた頃にはシフォンらしく型から溢れて出来上がって来ました。

 

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これが焼き上がり。

シフォンケーキはビンなどの上に逆さにして冷まします。

一晩置いて、型から手外しで外す。

手外しを知ってからはもうこれ一択。

簡単だし、成功する確率が高いから。

型から外したら、オレンジの絞り汁の残りにオレンジのリキュールを加えたものをハケで塗ります。

 

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これが仕上がりです。

レシピ本を参考に周りを乱雑にして写真を撮ってみました。

やはり型から外す時も、生地がしっかりとしていて固かったのが気になる。


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切り分けても、きれい。

生地は成功していました。

ただ、塗った絞り汁にレモン汁も入っていたので酸っぱかった。

でもトータルでは、成功していたと思います。

 

シフォンケーキはアメリカの男性の発明だそうです。

ケーキって圧倒的にフランスのイメージだけど、シフォンケーキはアメリカ発。

型には何も塗らずにくっ付けて焼き上げて、逆さにして冷ますのが最大の特徴だと思います。すべてはしぼませないため、フワフワとした食感のためですが、やっぱり初めに思い付いた人を尊敬します。

型にはりつけて冷ますなんて、思い付きもしないもの。当たり前から大きく外れているから。

レシピは秘密にされ、発明から何年もしてから売り渡されたそうです。

シフォンケーキ、私はホームメイドのものが大好き。本当においしいから…フワッフワに出来上がります。

今はネットにクックパッドなどのいいレシピがあるし、初めて作る方には石橋かおりさんか、ベーキングパウダーは入りますが栗原はるみさんのレシピがおすすめです。

このケーキも、初めて食べた時に心から感激したもののひとつです。

 

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おすそ分け用にカットして簡単にラッピングしたもの。

 

栗原さんちのおやつの本―食べたいときにすぐできる