空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

「猫ちゃん元気ですか?」。

甥と姪に、ハロウィンのお菓子を贈った。

普段全然自分のものを買わない私、この時とばかり!PLAZAで気に入ったお菓子を大人買い。ゴーストのチップス、ばかでかいマシュマロ、アナ雪とピクサーチョコエッグ、ハリボのハロウィン仕様グミ、目玉のチョコレート、ハロウィン仕様ペッツ2つ、ウォーリーを探せ!のウォーリーに変身できるキャンディーも入ったセット。あー、すっきりした!でもこんなに大人買いしちゃって、値段もそこそこ行って、ちょっと具合悪くなっちゃいましたw

それにこんなメッセージを添えて、クロネコヤマトへ。
「大すきな(甥)くんと(姪)ちゃんへ
ハロウィンのおかしをたくさん買ったよ!送るので、ママと相談して少しずつ食べてね。
このさきどんなことがあっても、(猫)ちゃんは(甥)くんと(姪)ちゃんのことが大すきだってことを忘れないでね。
ハッピーハロウィン!         (猫)ちゃんより」


私の人生に最初に大きな課題が降りかかってきたのは、小6の時だった。甥は今小6。
甥は本当に優しい子。叔母馬鹿でなくイケメン君だと思うし(エピソード1.赤ちゃん時代ママとともに横浜で赤ちゃんモデルにスカウトされた。エピソード2.タクシーの運転手さんにタクシーに乗ったとき「イケメンやな」と言われた)、何より好きなのは積極思考なところ。人生を楽しむことがとてもうまくて、そこは私も見習いたいところ。
 
昔父とこんな話になったことがある。仮に甥が殺人容疑で逮捕されても、甥を好きでいられるか?甥の味方でいられるか?
父はこう答えた。「もし本当に人を殺していても、だったらどう?」

私の役目は甥と姪を好きでいること、そのことを伝え続けること。ずっとそう思ってきた。彼らが赤ちゃんの頃から。
だって私はママのような責任は負えない。ママ、パパのように、好きを超えさえした関係、甥や姪の一部にはなれない。
だったら、と思った。私は千原ジュニアにとってのおばあちゃんになりたい。キキにとってのウルスラになりたい。「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんになりたい。

私の思春期はまさに地獄だった。理解者は、いなかった。思いつく限りのどんな手を尽くしても、自分の苦しみが理解されることはなかった。
同時に私は自分は愛されなくなると思い込んだ。それは恐ろしいことだった。私は何かが人よりできるから、または大人の言うことを人よりよく聞けるから愛されるのであって、それを失えばもう愛されることはない。事実小6の時家族は罰で私の問題行動を止めさせようとした。ぶつ、食事を抜く、言葉でいじめ抜く、旅行に一人だけ連れて行ってもらえない。それは私にとって、上の仮説が確信に変わることを意味していた。

甥や姪にこの先、私のような大きな問題や課題が起こるとは限らない。また、起こることを望んでいるわけでもない。起こらなければそれがいちばんいい。
でも、思春期はやってくる。誰にも、必ず。
ひとりぼっちだ、誰も理解してくれない、誰も愛してくれない、そう思った時。私のことを思い出してほしい。少なくとも私は、甥や姪が私のことを大嫌いと言っても、思っても甥や姪を大好きだということを。
辛くてたまらないとき、救いになる一言を掛けられたなら。それ以上うれしいことはない。

今日留守電に甥と姪からメッセージが入っていた。
おかしありがとう、ってこと。もうほとんど食べちゃったこと。そして甥から。「猫ちゃん元気ですか?」。
ひょっとして。手紙にあんなことを書いたから、自分たちじゃなく私の身の上に何か起きたと思ったのかな。
でもその言葉は、うれしかった。本当に優しい子。
正直いま私はあまり元気ではないけれど、元気になりたいと思った。
それから、今まで数時間。甥の言葉が、ずっと、じんわりとうれしい。

甥くん。姪ちゃん。
猫ちゃんはずっと2人の味方で仲間です。
一緒に遊んだ日々があったこと、覚えていて。
2人を大好きってこと、忘れないで。
お願いだから、忘れないで。