空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

夏の夜、お祭り、わくわく。

下の記事に書いたカフェPAULのあった神楽坂ですが、この間偶然お祭りに出くわしました。
神楽坂のお祭りはたくさんの踊りの上手なみなさんがパレードのように道を阿波踊りで練り歩き、人々は道端に座ってお酒を飲んだり買い食いをしたりしながらそれを見るというスタイルでした。
たくさんの組(連と言う?)がありますが、しばらく見ているとある一定の決まりがあることに気づきます。同じ連で踊る人が声をあげるとそれに応えるように周囲で踊る人々が合いの手を入れる。道化のような役割を担う人がいる。おもしろいのはチームによる個性の差でした。伝統を守るようなクラシックな踊りを踊るチームあり、アクロバティックで激しい踊りを踊る若者ばかりのチームあり。
夜の暗い街中で見るからか、女性はみな美しく男性はみなかっこいい。踊りのうまさと着物やはっぴの効果もあるんでしょうね。日本人は本当に和服が似合う。
さらに見ていると、これはどこかで見たことがある・・・そんな気がしてきました。これはもしや、暴走族の起源ではないか!?そろいのハッピにチーム名。ドンチャン耳が張り裂けそうな爆音をあげながら衆目の中を通りすぎていく。知らない人から見れば違いを見分けるのは難しいけれど、やっている本人達は「うちのチームはここが違う」「うちのチームがいちばん」「いちばん目立ちたい!」とやっているんじゃないのかな。
ということは、暴走族の行為はあながち今日明日にでてきたものではなくて、その衝動・原型みたいなものはきっとずっと昔からあったのだなと。もちろん人に迷惑をかけるか人を楽しませるかは決定的な違いだし、阿波踊り連のみなさんの完成された踊りを暴走行為と一緒にしているわけではないのはわかってほしいのですが。

やっぱり祭りはいい!血沸き肉躍ります。