空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

媒体。

寝ても覚めてもお菓子のことを考えています。なにかいいアイディアはないものか。スーパーでも考えながらぐるぐる、売り場を何周もする。

私ってどうしてこう…突進型なんだろう。ひとつのことに夢中になると他が全部見えなくなって、朝から晩までそのこと漬けの日々。

まあいいアイディアがあればとっくにそれはパティシエが具現化しているわけで。
しかし最初にチョコをスプレーしてみようとした職人ってすごいな。ペンキ吹き付け器に溶かしたチョコレートを入れたんだろう。思い付きもすごいが実際にやってみたことがなおすごい。しつこいけどシューも、焼き菓子焼いて、中が空洞に焼き上がっちゃったら普通失敗と思うよね。そこにクリームを詰めてみようとしたなんてねぇ。。。
クックパッドはお菓子を習っていないからこその大胆な発想の飛びがあっておもしろい。確かになにやったっていいんだもんなあ。


さくらももこ倉本聡と話した時に、「作品は自分の力で書いているんじゃない、神様が、大きな力が助けてくれている」という意見で一致したそうです。互いに創作活動を続けるなかでそのことに気付いていったと。
さくらももこはあまりの忙しさのなかである日ふと「こんなにたくさんの仕事を自分ひとりの力で出来るわけないよな」と不思議に思い、作品の字を観察してみたところ私自身にしかわからない微妙な違いがあってハッとした。これからはその力の媒体になれるように、いつも元気で頑張ろうと。
「神様に使ってもらうんだから、心が汚れていたら申し訳ない。使っていただけるように美しい透明な玉になったようなつもりでいようと思っている」。倉本さんの言葉が印象的です。

才能すら自分のものでないなら降って湧くアイディアなんてもっと自分のものじゃないよなあ。
独占しないでみんなで使おう。いや、そう思いたいです。