空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

詩。

毎日は 勿体なく 過ぎてゆく。

昔だったら、感じたこと全て、ここに書き留めていただろな。

小さい頃は、感受性や文章を褒められることが多くて、
でもいつの間にか、
あの頃の私を評価してくれた大人達よりも歳上になった。

今の私は、小さい子を評価なんて出来るだろうか。
そんなこととても恐ろしくて。
生涯記憶になってしまう経験を、この私が植え付けるなんて。

それが間違っていたとしたら…?
とても責任なんかとれない。

もしその小さな子が、思春期になり、もしすべての大人を信じられなくなった時…。
その子の孤独や、闇や、途方もない傷に、たぶん私は立ち会えない。

ああ、無責任だ。

私はまた恐れている。
自分と同じ、辛い思いをする子が出るかもしれないことを。

あの時。
怖いことを怖いと言えなかったあの時、
私は怒った。
恐ければ怖い程。
真っ青に染めたショートカット 、ガリガリの、男の子みたいな体。
男何人もを相手にし、暴れた。
髪の毛をつかまれ、床に組み伏せられても、まだ悪態をついた。

かわいそうだと思う。
あの頃の私に今の私が会ったら。
なんて声をかけるだろう。
あの子は何を待っていたんだろう。

ひたすらに 時が 流れる。
忘れてしまうことが怖い。
あの子の敵だった大人になるのが怖い。

そして私は、取り返しのつかない傷を、誰かの小さな心につけてしまうのだろうか。