空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

歴代の親友たちへ手紙。(その1.「3歳編」)

歴代の親友にここで手紙を書いてみようと思い立ちました。

まず。幼なじみのあゆちゃんとみーちゃん。(3歳~現在)
あゆちゃん。あゆちゃんにはいじめられました(笑)。小さい頃は。
よく泣いて帰ってくると、祖母が「猫ちゃんはいい子なんだから、絶対あゆちゃんが悪い!」と言って味方してくれたっけ。それがうれしかった。
成長するにつれて、私たちの距離はどんどん縮まって行ったよね。
それはあゆちゃんが本当に「人を笑わす才能のある子」だったから。それに尽きると思う。
「(SPEEDの)ヒトエちゃんって真鯛に似てない?」
「(近所の本屋のおやじについて)あの人冷酒好きそうだよね」。
人を笑わす才能のある子って、得てして笑う才能もあると思ってる。はーたん、と3人でばっか遊んでた時期もあったよね。はーたんいきなりバラくわえて口の横で両手たたきながら躍りだして。超面白かった。
2人だけのブームもいっぱいあった。梅ソーダをおちょこで飲んで、庭で酔っ払いごっこ。レストランごっこ。V6ブーム。
家出の相談もした。(注:スーパーマリオブラザーズやりながら)
でも。私達の間に冬が訪れて。
私が発病したから。引きこもったから。
でも、それでわかったことがあった。あゆちゃんはハートもものすごくあったかい子なんだってこと。
私の、「幼なじみは大人になると仲良くなくなっちゃうことが多い。私達はそうなりたくない」って手紙を読んで泣いてくれたって。毎日手紙をくれた。「外に出てみようよ」って。
今ではあゆちゃんは二児のお母さん。そして、信じられないことに今でも「猫ちゃんと会いたい」と私を待ってくれている。あれから20年も経ったというのに。20年も、私はあゆちゃんの声に応えられなかったというのに。
ありがとうね。ありがとう。
今はそれしか言えません。
あゆちゃんはきっと最高のお母さんだよ。
面白くて、ハートがあったかいんだもん。
今年の誕生日、楽しみにしててくださいな。

みーちゃん。
みーちゃん!私達、本当に趣味が合ったよね。
みーちゃんちには子供の喜ぶもの、シルバニアのシリーズたくさん、リカちゃんのお店ごっこのセット、イサム君、最新のゲーム機。そんなものがたくさんあったから、子供達のたまり場みたいになってた。
映画もビデオに撮り貯めた地上放送がたくさん!私が「外人も驚くとキャーって言うんだね」って正直に感想を言ったらおじちゃんとみーちゃんは笑ってた。そして、初めて見せてもらった大人の映画、スプラッシュ。(ラブコメディだが、少なくともアニメではなかった。トム・ハンクス主演)今でも大好きな映画です。
2人でよく、2日目の朝のぬるいお風呂でお風呂プールやったね。ビー玉入れて、はだかんぼにしたバービーに巻いたハンカチのウエストと足元を輪ゴムでしばって。そうやってぬるいお湯を張った湯船の中で見るバービーは本物の人魚みたいだった。
遊びに行くとよく納豆たまちゃんごはんを食べていたみーちゃん。
みーちゃんは去る者は追わない。私が学校でいじめら始める寸前、みーちゃんも学校でいじめられてて。私、それを聞いてみーちゃんを避けるようになった。なんか、怖かったんだと思う。何かとてつもなく大きな恐怖。
本当にごめんね。そして私は発病。すべてのことが一時停止した。
大人になってから、1回一緒に遊んだね。あの時に借りたゲーム、まだ返せてない。
みーちゃんとあゆちゃんに決定的な違いがあるとしたら、みーちゃんと空飛び猫、私達は似てる。似てるからこそいつでもまたふらりと会えるような気がする。
いつか返しに行くよ。そいでまた一緒に遊ぼう。