空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

ニセモノ?本物。

改めて。
知久さんって素晴らしいですね。
私もほとんどの曲を聞いたと思うんですけど、ここに何曲か貼ろうと思ったんですけど。

友達はたまを「ニセモノ」だという。障害者のふりをしている、と。
友達がそう言いたい気持ちはわかる。だって障害者だから。辛いと感じる人もいるだろう。
だけど、私はたまは本物だと思う。

たまは、すごく危うげな表現になりますが、知的障害者に憧れを抱いていたんだと思う。その憧れは、ひょっとして知的障害にとどまらないかもしれない。間違っても、嘲笑ったりなんかしていない。それはよく曲を聞けばわかること。

精薄に、美しさを感じている。そういうグループだったんだと思う。
ルンペンとラプンツェル、知久さんの曲じゃないんですけど、一番わかりやすくて好きです。昔絵本も勝手に作ったな。。。あれどこ行ったろ。
歌詞と曲を貼ります。


ルンペンとラプンツェル / 知久寿焼


どこの家でも学校でも
おいらと遊んじゃいけないって言ってるし
右や左の旦那様のおめぐみも底をついた

こんな日に限って天気がいいのは
神様の気まぐれな優しさのおかげ
おいらは光をおばっていつもの通りを
笑われながら歩いた

ああ またあの子が窓辺に石ころ並べてる
髪を切られたお人形みたいな
ボロボロな女の子

人はほんの少しの石だけを
宝石だって思い込んでるけど
それがどんなにおかしな事かあの子は知ってる

髪を切られたラプンツェル
おいら助けてあげらんない
髪を切られたラプンツェル
おいら助ける術もありゃしない


たまのよさにしびれちゃう人って年齢関係なくいある一定数出てくるんだと思う。私の亡くなった友達もそうでした。一緒にたまの歌を歌った帰り道、夜空にも、月。
ライブに行くと、美しくて、涙が出てくる。不思議だけど。

あとねえ、私、柳原さんの曲も好きなんですよね。
ライブにもお邪魔したことあります。
「あの娘は雨女」「オリオンビールの唄」「満月小唄」、「とこやはどこや」。あげたらきりがないけど。










あー、飲めないけどビールでも飲みたい。
飲もう!たま聞きながら、月を見ながら。
そして酔っていたい。いつまでも、いつも壊されてしまうはかない美しさの中で。