空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

感動の手作りお菓子体験。

fae7f91a.jpgバナナシフォンです。
このレシピはややシフォンっぽくなかったかも?もうフォークを入れると「しゅわっ」と音を立てるくらいやわらかいのが好き。
ベーキングパウダーが生地に入るとどうしても香りが消えてしまう気が。シフォンはただでさえ淡いので卵の風味があった方がいいと思う。
シフォンだと、石橋かおりさんのこの本以上のレシピにまだ出会えていないです。。。
絶対失敗しないシフォンケーキ

そういえば今日、藤野真紀子さんの語り継ぐお菓子たちという本を図書館で見ました。
ひとつひとつのレシピに対する真面目さや思い入れが伝わってきて、静かな感動と興奮を覚えました。レシピ開発って、ここまでやらなきゃだめなのか!
家庭のお菓子作りが好きな人は、きっとみんな必ず「身近な人が作ってくれた手作りお菓子に対する感動体験」を持っていて、藤野さんのそれも知れました。「お店で売っているお菓子が家で作れるなんて!」と「おいしかった!」が入り混じって「すごい!」になって、その感激が一生の思い出になる。私にもそういうレシピありますよー。母のキスチョコクッキー、スイートポテト。クッキーは兄と3人で作ったし、スイートポテトは私が遠足で掘ってきたおいもが化けました。藤野さんも書かれていたけど、実際はそんなに凝ったレシピじゃなかったと思うんです。スイートポテトって言ったって、おいもをふかしてつぶして、砂糖と溶き卵、家にあったバターなんかを少量混ぜて焼いただけのような。でもおいしかった!今思い出しても興奮するぐらいそれはそれはおいしかった。なんであんなにおいしかったんだろうな。
それから叔母のお菓子教室のタルト・タタン、バナナとマロンのタルト。一生好きだと思います。スフレもお店に連れて行って食べさせてくれた。「世の中にはこんな食べ物があるの!?」びっくりしました。

著名なお菓子研究家の先生方のレシピにもやっぱり色があるように思います。加藤千恵さんは「繊細」「几帳面」、藤野さんは「ゴージャス」、そして栗原さんは「家庭のおやつのプロ」。
どれも大好きです。お菓子作りってやっぱり最高に楽しいです。