空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

「マザーテレサの祈り」、優れた文章。

近々読んだ文章の中で、一番感銘を受けたものがこれでした。なんか家にあった。
マザーテレサ、もともと好きなんですが、内容、文体(表現の仕方)ともに、とても優れている文だと思った。

他には私が憧れる表現者と言うのは、ブルーハーツ甲本ヒロト真島昌利)だったり、千原浩史だったりするんですが。
「考えるのではなく感じる文」、「そこらへんに転がっている使い古された言葉の組み合わせ方次第で、その人の色が出る文」、「読む側を発信する側が選ばない、敷居の低い文」、本当に理想だし、素晴らしい。
その手法では悪意が向けられた場合「知識」という逃げ込む場もない、言い訳が出来ない、勇気が要るけど、それがばちーんと来た時には、作り手受け手の間に感謝、理解の度合い、リピート率、最高に太いラインが発生するような、気がして。
とにかく書きます。



「『マザーテレサの祈り
青山圭秀先生の「祈りの言葉」出版記念講演より』



人は不合理、非論理的、利己的です
気にすることなく、人を愛しなさい

あなたが善を行うと
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい

目的を達しようとするとき
邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい

善い行いをしても
おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい

あなたの正直さと誠実さとが
あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい

あなたが作り上げたものは、壊されるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい

あなたの中の最良のものを、世に与えなさい
蹴り返されるかもしれません
でも気にすることなく
最もよいものを与え続けなさい



マザー・テレサ



本当に、今の私に、ばっちり来た。
さらには「作り手の気持が受け手に届くかどうか」には、出会い、時期というのも、絡んでくるようです。自分が求めていたかどうか。

文章って、白い紙の上に黒い汚れが付いているだけなのに。
心はどこへでも旅立てるんだから・・・不思議で、大好きです^^