空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

フランボワーズのムース。

07d88707.jpg

またル・コルドン・ブルーのレシピ本からケーキを作りました。フランボワーズのムースです。中に入っているのが全卵×薄力粉のビスキュイ生地ではなく卵白×アーモンドパウダーのダコワーズ生地で、その切れ端をつまみ食いしたらすごくおいしかったです。今度卵白が余ったら、というか余ってるからダコワーズやろう・・・。
この時期ラズベリーが手に入りにくくて少し苦労しました。でもいちばん苦労したのは、この表面のデコレーション!
フィルムに生クリームを広げて、大きい溝のついたコーム(本の写真ではカードに溝がついた感じ)で縞模様を作りそれをセルクルの側面に貼り付け、そのセルクルを同じくラップをぴったりと貼り付けて生クリームで縞模様をつけた天板など平らな台に乗せて冷凍。そこにフランボワーズのムースを流し、また冷やし固めて型から出すとこんな風に仕上がる、という仕掛けなのですが。まず暑いので生クリームがすぐ固くなる!なかなかきれいな縞模様にならない。うまく伸びなかったり、まっすぐな線にならなかったり。何度もやり直しました。。。
本のようにうまく行かなくても、それでもずっと憧れていたケーキを作れた喜びは大きかった。さらにこの溝付きカードというものがまったく売っていません。コームはたくさんあるんですが。同じようにネットで探されてる方がいて、ケーキ屋さんの裏技、として耐震用ゴムマットを利用できることを知る。ホームセンターで探し、2件目で見つけた。WAKIのハイパー防振ゴムマットという商品でした。私が買ったのは10mm×10mm×10mmのもの。
ホームセンターの日曜大工のコーナーを見ていると、そのままお菓子作りの道具になる、っていうものがたくさんあってすごく面白かった。パレットナイフなんか呼び名まで一緒です。昔の発想のやわらかなケーキ職人さんは、きっと大工さんの道具をそのまま使ったんだなあ・・・。

ケーキの素材ごとに違ったリキュールを使うので、最近家にやたらリキュールの小瓶が増えました。デザインもかわいいし、インテリアにすればいいかなあ。