空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

世界でいちばん大好きな嘘。(ちいさいこはみないでね)

世はクリスマスモード一色。
サンタさんがやって来る日が、刻一刻と近づいてきています。

私は毎年、甥と姪にはアドベントカレンダーをあげています。アドベントカレンダーってね、12月の1日から25日まで箱に数字が書いてあって、その数字のところが小窓のように開けられるようになっていて。そこにちょっとしたお菓子とか、おもちゃとかが入っていて、1日1日それを開けながら楽しみに25日、クリスマス当日を待つという・・・ものなんです!夢のようなアイテムでしょ!?
私が子供の頃それが大好きだったから、甥姪にもあげたくて送っているんです。今年は甥がスターウォーズのチョコレート、姪がアナ雪のチョコレート。

サンタさん。まずこの響きがいいと思いません?ピーターパンのスミー君じゃないけど(笑)、さん込みで通称、俗称になっている。
子供の頃。どれだけクリスマスが好きだったか。どれだけ、どれだけサンタさんでときめけたか!!
24日。いつものように近所の幼なじみと遊ぶ。遊び飽きたはずのパズルが今日は面白くて仕方がない。幼なじみと相談して、サンタさんにココアとクッキーを用意しておくことにする。長い間冬の寒空を飛んできて体が冷えているだろうし、一休みもしたいだろうから。
夜になり、布団に入る。・・・眠れない。だってあの世界的有名人が我が家にやってくる!それでもしかしたらだけど、私はサンタさんと会った初めての子になれるかもしれない。そしたらそりに乗せてもらって、サンタさんのおもちゃ工場を見学に行くんだ・・・。
母は「早く寝ないとサンタさん来ないよ」とせかす。でも、寝ないんじゃなくて興奮して眠れない。足音を聞いた年もある。明け方まで寝付けず、なぜか怒っている母が「おもちゃないよ、ずっと起きてるから」と言い放ち。探すとお勝手に人ぐらいあるクマのぬいぐるみが置いてあったこともあった。

結局ココアとクッキーは、幼なじみの家のは食べてあったけどうちのは手つかず、という結果でした。不思議で母に聞いたら「おとなりで食べておなかいっぱいになっちゃったんじゃない?」と。う~んとっさにしてはうまい逃げだ。でも私は、「サンタさんがそんなえこひいきみたいなことするかな・・・」と疑問でした。子供全員が大好きなのがサンタさんだと思ったから。だからここを見ているお父さんお母さん、いらしたら、子供がサンタさんにと用意した食べ物は食べてあげてください(笑)!絶対喜ぶと思います。よく聞けば彼女は家中に矢印の張り紙をして、「ここが私の部屋です」と案内図を用意したらしい。しかもクッキーには食べかけもあったそう。いいなあ・・・うらやましいなあ・・・(心底)。

今、どれだけの子がサンタさんを楽しみに待っていることだろう!
姪は親戚のクリスマス会でわたあめメーカーをサンタさん(本当に来た)からもらい、「サンタさんの魔法のザラメだ!」と大はしゃぎ。どうしてもわたあめを作ると聞かなくて、私は「ハサミが欲しい」、「この家セロテープある?」「割りばし持って来て」、とこき使われ。そのたびにADのごとく大人の波をかき分け取って来ましたw
姪は「サンタさんを信じている限り来るんだよ!」「中2まで来たって人いるよ」と力説。私もおんなじようなことしたなあ・・・サンタさんが来ないからサンタなんていないって言った子に、「信じる気持ちが足りないから来ないんだ!」とお説教してしまいました。今考えたらかわいそうだったなあ。

サンタさん。騙されていたことを知ったとき、騙していた人に感謝する嘘。そして自分も同じことをしたいと思う嘘。
サンタさんの正体は愛です。
みなさんも今年のイブはやってみませんか?逆サンタ。子供の頃サンタだったあの人達に、プレゼントを返す。
私は手作りクッキーにしようかなと考えていますw