空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

Perfumeに、はまりきれない。

だいぶ前になりますが、Perfumeのワールドツアードキュメンタリー映画、『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』観てきましたよ~!

PerfumeはPOPじゃない、ARTだと言っていた人がいました。(アメリカの有名なミュージシャンの方?)
Perfumeは確かにいつも独特。独特なファッション、独特な振り付け。
Perfumeは性格がいいとサバンナ高橋さんが言っていました。
確かに、自分たちに与えられたことを精一杯こなし、理解し、プレッシャーに耐え、よりよいパフォーマンスにしようと常に考え、公演終了後は美しい涙を流していました。

それでも。それでもやっぱり私はパフュームにはまりきれない。それがこの映画を見た後の私の結論でした。
少し好き。でも大好きにはなれない。

Perfumeはチームの作品だからです。あーちゃん、のっち、かしゆかが、セルフプロデュースしてるわけじゃない。
自然、歌詞が心に響いてこない。振り付けや歌、衣装のかっこよさよりも、芸術性よりも、私は心に響く歌を欲しています。

私はやっぱり、ROCKが好きなのかもしれません。生き方も含め。
この間、ハイロウズの青春の歌詞をぼんやり思い出していました。
すげーや。やっぱ、ハイロウズ
私にとってのヒロトマーシーは、十代で知った頃にはもうブルーハーツを解散していました。だから二十代のハイロウズが、私の青春でした。ライブにも何回も行きました。
ハイロウズには好きな曲がたくさんあります。
青春の歌詞、ここに書き起こしておきます。

「冬におぼえた歌を忘れた
ストーブの中 残った石油
ツララのように尖って光る
やがて溶けてく 激情のカス
音楽室のピアノでブギー
ジェリー・リー スタイル
骨身をさらけ出したその後で
散文的に笑う

渡り廊下で先輩殴る
身に降る火の粉払っただけだ
下校の時にボコボコになる
6対1じゃ袋叩きだ
鼻血出ちゃったし あちこち痛い
口の中も切れた
リバウンドを取りに行くあの娘が
高く飛んでる時に

心のないやさしさは
敗北に似てる
混沌と混乱と狂熱が
俺と一緒に行く

校庭の隅 ヒメリンゴの実
もぎって齧る ひどく酸っぱい
夏の匂いと君の匂いが
まじりあったらドキドキするぜ
時間が本当に もう本当に
止まればいいのにな
二人だけで 青空のベンチで
最高潮の時に」

やっぱりマーシー作詞作曲でした。そんな香り、するする。
たまらない!この感じ。
詩的で、攻撃的で、火薬のにおいがして。コーフンしてきます。

もちろんどっちかを好きならどっちかを嫌いにならなきゃいけないわけじゃないと思う。両方大好き、という人もいるだろうし。そんなわけで、私はPerfumeはちょっと好き。ハイロウズは大好きということがわかりました。ちゃんちゃん。


【MV】↑THE HIGH-LOWS↓ - 青春