空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

動物語。

最近、乗馬体験というのをしてみた。

人って不思議。前は馬ぐらい大きな動物となると怖かったのに、かわいくて仕方がなかった。
私を乗せてくれたガルシア君は、もと競走馬のサラブレッド。気が優しすぎて競争には向かず、乗馬向きなので引退してここで人を乗せているそう。
引いて歩いてくれる係の方に「ガルシアは14歳でもうおじさんです」、と聞けば「ナイスミドルだねー」。
立ち止まっておトイレタイム、では「便秘しない、えらいえらい」。
ふとたてがみを見、「ガルシア君横分けになってるよ」。
きれいな毛並みと筋肉のガルシア君・・・職人。

時間が終わり、ガルシア君から降りる。
写真を撮られると首を上下させて喜ぶガルシア君。どうやら写真を撮られるのが好きらしい・・・。
そしてなんと!ガルシア君が自分から顔を私の体に押し付けてきてくれた!!
これにはやられちゃいました。ぎゅーって、2回も。かわいくてしかたなかった。

私、よく言われる言葉が2つあって、1つは「ダンスやってました(ます)か?」
これはたぶん服装と、体の柔らかさから、らしい。
もうひとつが「動物の扱いがうまいですね」。
私が動物と接すると、その動物が飼い主にもしないことをするそう。
例えば・・・ふだん人の手からえさを食べないというウサギが食べたり。
子猫がひざに乗って眠ってしまったり。
初めて会った猫に「もにゅもにゅ」(マッサージ)されたり。

動物語というか、たぶんほんの少しのルールがあって・・・
じろじろ見ない。追いかけない。押し付けない。
ただ自分が座って、最高にリラックスする。相手が私を観察して、近づいて来てくれるのを待つ。
挨拶に、手のにおいを嗅がせる。
猫カフェでは一番高いところにいるボスに貢ぎ物をする。(新入りですがこのチームに入れてください・・・のつもり。私がボスを見当違いしている可能性が高い)

動物大好き。動物好きと動物は引き合うし、動物好き同士も惹き合う。
たまに猫カフェなどに猫使いのようなおじさんがいるが、まるで魔法使い。彼の遊びには猫がのる。猫に取り囲まれる。彼には猫語がしゃべれるのだろうか・・・。それとも猫から見て、特別にイケメンなのか。

ガルシア君の面影が消えない・・・これは、恋してしまったか。
またガルシア君に乗ってみたいなあ。