空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

うさぎのラインダンス。

また、あの場所に戻りたいと思ってしまった。

どうしてこんなにキッチンが好きなんだろう!
どうしてこんなに、お菓子作りが好きなんだろう。

「出る杭は打たれる」と幾人かの人に言われたけど、こんなに1人きりになるものなのか。
たった1人でもいいから、私を弁護してくれる人が欲しかった。
例え人前では、私を孤立させてもよかった。私を欲してくれる人が欲しかった。

スピネッリの、スターガールになりたいと思ってた。
いつも喜びを振りまいている子。誰にでもプレゼントをし、ほほ笑み、愛情表現を惜しまない子。そのことによって例え、浮こうが、憎まれようが。
浮ききっていじめられたスターガールにはボーイフレンドとたったひとりの親友のふたりの味方がいたけど、私はやっぱり、最初から最後までひとりだった。

私にうさぎのラインダンスを踊れる日は来るのかな。
スターガールは2で、引っ越し、家で学び、子供とお年寄りと過ごす女の子になった。
私とそっくり。
老人と、子供と、動物にはやけにもてる。
それは、彼らが恋と愛情を取り違えないからなんだろうか。

ただ、好きなことをやれることが幸せで、
諦めた15年越しの夢がかなったことに羽が生えたようで、
その世界を極めた人を見ると尊敬して、
彼らの作品に感動して、それを伝えたくて伝えて、
同じクラスになったみんなで向上したかった、だから親切にして、
1分でも長くあの建物にいたかった、だからいた。
ただ、お菓子が、お菓子作りが好きだから。
それが、
私が排除された原因だった。

孤独を語り合ったあの人に、「それでも人が好きだから」と言った。
あの人はにっこり笑った。
私の言葉はあの人の心をノックしただろうか?
それとも、やはり心を閉ざしていた方がうまく回るのだと思わせてしまったのだろうか。
私の受けたすべてのことから。

いつもいつも、ハンマーは私の上に振り下ろされるけど、
やっぱり私はまだ、スターガールでいたい。
きっと、おばあちゃんになっても、死ぬその日までも。