「日本」「刀」。

偶然見た、ヒストリーチャンネル「[新]世界の最強武術を体得せよ！」がおもしろかったです。なんとテーマはサムライ。こんな渋い番組を一体アメリカ人の誰が見るのだろうか、と思いながら見ていました。

実際の、武器としての日本刀の使い方に興味がわきました。日本刀といえば、時代劇のチャンバラか歴史マンガの描写などでしか知らない。先生の動きを見るに、実際に日本刀を使う場面は思ったよりはるかにシンプルで、あっけないくらいでした。それでもぴりりと引き締まる空気と、清潔さがいい。
鎖がまなどの他の日本の武器や、宮本武蔵の戦い方なども追います。佐々木小次郎の刃の長さ、武蔵が使った数々の武器、初めて知ったことばかりでした。

私はかつて、剣道部の部員だったこともありました。しかし運動神経ゼロ、そもそも相手に買ちたい、負かしたいという意欲そのものがないため、生ける叩かれ役と化し、バンバン面を打ちこまれるだけの体験となりました・・・。目の前の格子の線、揺れまくりです。面があろうと痛いものは痛かった。私が剣道部の部活動で楽しかったのは手ぬぐいを作法通り頭に巻くところまででした。つくづく他に入った手芸部や茶道部向きの、生粋の文系人間であったと言えます。。。

もうひとつ、別の番組で見たおもしろい動画。
早乙女太一さんが自身の影と闘う殺陣です。アニメっぽいし、刀だし、いかにも外国人受けしそうだなと思いました。
実践とはまたまるっきり別者だと思いますが、ショーとしてエンターテインメントとして、おもしろいしかっこいいですよね。