小さい者の力。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私の住む地域は計画停電のグループに入っているので、きのうまで懐中電灯を用意したり、寒さ対策を考えたりとしていました。それと、なるべくなるべく節電。
ガソリンは貴重品。普段はすいている近所のスーパーも混んでいて、売り切れ商品も多かったです。どこに行っても品薄だったのは牛乳、カップめん、パン、電池などだったよう。溶けてしまうアイスや冷凍食品が半額でした。
歩いて帰宅する途中、街の電気屋さんの前でくつろぐ猫君を発見。なでなでしても嫌がらない。そのうち電気屋さんがお店から出て来て、「その子もらってくれない？」どうやら居ついているだけでおうちが決まったわけではない子のようです。しばらく電気屋さんとお話。何度も来るお客さんにそのたび「電池はないの」と話す電気屋さん。
さらに我が家目前、というところまで来ると、偶然外に出ていたお隣さんと出会う。ちびちゃんも出て来てまた立ち話。懐中電灯がなくてロウソクを買いこんだ、というので、我が家に戻って少し余裕があった懐中電灯を渡しに行きました。ピンポンを押すと家から顔を出し、「また来たの～ｗ？」と言うちびちゃん。やった、人見知りなちびちゃんも、私の努力が実り、少しずつ心を開いてくれている気配がする。。。
夜になってやっと電話で話せた甥・姪は相変わらずのマイペースでした。母（ばあば）に「今度来るとき猫ちゃん連れて来て」と言ったそう。私って姪の中でそういう立ち位置なんだなあ。。。

こんな時、動物や子供の持つ力を実感します。いるだけで気持ちを和やかにしてくれる。周りを元気にしてくれる。ご近所との繋がりも。ただの立ち話でこんなに安心したことってあったかなあ。

赤十字が義捐金の受付を開始しました。震災の後は義捐金詐欺などがよくあるそうなので、信頼できるところに寄付したいと思います。