優しい味のオレンジケーキ。

藤野真紀子さんの本「語り継ぐお菓子たち」から、オレンジケーキを作りました。

オレンジを煮て、それを入れたケーキ生地を焼いて、焼きあがりに熱いシロップをしみ込ませる。やることが３つあったので少し手間がかかったように感じたかも。
卵黄が多いことがこの生地の特徴で、おいしく作るコツは「よく泡立てること」と「熱い溶かしバター（５０℃～６０℃）を混ぜること」だそう。バターを湯せんで溶かしながら、そこに差し込んだ温度計を見てやりました。だっておいしく作りたいもんね。

このレシピは藤野さんが「とっておき」「惚れこんでいる」と書かれていたので、図書館で見たときからぜひ作ってみたかった。
食べてみると、予想に反してとても優しい味でした。シロップの基本がオレンジの絞り汁なので、酸味が効いているのかなあと思ったんですが。
ただカロリーは結構高いと思う・・・生地に入るお砂糖、オレンジを煮た砂糖、シロップにはジャム。次作るときはパウンド型で、この半量でやってもいいかも。それか２本のパウンドで焼いて１個おすそわけしてもいいかなあ。