やさしい味とやさしい映画。

タピオカプディングを作りました。

タピオカプディングと言えば！私の大好きな映画「妹の恋人」のストーリーの中で主要な位置を占めるデザートです。
サムとジューンがはじめてふたりきりでデートしたときに食べたのがタピオカ。そのとき「レーズンが踊るＣＭが怖い」「ああいうの考える人ってビョーキだと思う」と独特の世界観で意気投合したのもタピオカの中に入っていたレーズンがあってのこと。
恋をしているとわかった妹ジューンに「お前は狂ってる」と言ってしまった兄ベニー、落ち込む２人。ベッドから出ないジューンがベニーにリクエストした物がタピオカ、それを夜中にお店まで買いに行ったベニーと応対したルーシー、ふたりの壊れかけていた恋に再び炎を灯してくれたのがタピオカ。



食べてみた感想は、正直にとてもおいしかった。
バニラアイスのようなミルクセーキのような味、やわらかい食感。バニラの香りとラムレーズンのアクセント。とにかくやさしい味でした。
もっと食べたくなった。買ってみたタピオカは粒でなくて、白玉粉のような顆粒状でした。箱にいっぱい入っていたのでまだいくらでも作れると思います。
タピオカプディングを食べながら、また現代のおとぎ話のようなこのやさしい映画を見たいな。