空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

人気食品はこうして進化してきた。

ヒストリーCh、「アメリカ人は何を食べてきたか」がおもしろいです。
最近見たのは「アイスクリーム」の回と「塩のスナック」の回。
いやーとにかく見てるだけでおいしそうでおいしそうで。番組が終わる頃は特集した物が食べたくて仕方がなくなっている。今朝家の冷凍庫にあったハーゲンダッツのストロベリーアイス(の残り)、食べました。

おもしろいのが、食品の種類は違えど似たような経過を歩むこと。
誕生(偶然からが多い)→大ヒット→生産を拡大するため、機械を改良→さらに生産・消費が拡大→スーパーが低価格化に徹底・それにより品質が低下→高級商品の誕生→メーカーが味のバリエーションを増やすことに取り組む。さらに歴史のいたずら(主に第二次世界大戦)、巨大企業間の争いなど絡んできます。
アイスクリームはほぼこれでいいんですが、塩のスナックだとパッケージ(ポテトチップスのパリパリ感を保つ袋)の改良があり、また家庭で作るポップコーンも商品として売られるポップコーンと同時に進化を遂げ、基本のスナックの種類が広がり・・・他の要素もたくさん絡んできました。
それらと同時に面白いのが、やっぱり人の人生が食べ物には大きく関わっていること。「子供の頃食べた」「この年代に生まれたアメリカ人で、このマスコットキャラクターを知らない者はいない」など。人生をその商品にかけて億万長者になった人も。

アメリカの食品はとにかく「量がすごい」ですね。2倍~3倍近くある感覚。それと遊び心があると思います。色の派手さも含めて。
私が面白いと思ったのは、アイスクリームの味のバリエーションを豊富に開発したことで人気になったメーカーが、敷地内に「味の墓場」というお店を出していること。たくさんのフレーバーを開発する中で出た失敗作をそこでひそかに販売しているらしく、意外に人気があるそうです。「あれはひどかった」と当事者たちが言うんだから、本当においしくなかったんでしょうw
ゼリービーンズのJelly Bellyでも、イモムシ味やゲロ味があるとか。それが子供達には人気らしいです。口の中でフレーバーを足し算して新しい味を作るというアイディアも大好き。

しかし私はやっぱり食いしん坊なんですね。それがよくわかりましたw