空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

ホットケーキの思い出。

91fd37d6.JPGホットケーキを焼きました。

焼きながら、思い出した昔のこと。
私が不登校になる以前の話ですが、私は毎週水曜日は学校から近い祖父母の家に帰って、そこで一緒に住んでいる叔母に家庭教師をしてもらい、そこに泊まって翌朝もその家から登校するという生活スタイルでした。
その日の朝も学校に行くのが嫌で嫌で、でも誰にも話していない時期だったし。それでも何か様子は変だったんだと思います。
制服に着替えて朝ごはんを食べに行くと、出てきたのはホットケーキ。それが特大サイズ!フライパンの直径丸々で焼いたらこんな大きさになるのかな、というぐらい大きなホットケーキでした。それは本当においしくて、今でも覚えています。
その時かな?その後か・・・いずれにしろ、私は「学校で発表の時声が震えてしまうんだ。学校に行きたくない」と、ホットケーキを焼いてくれた叔母に朝ごはんのとき打ち明けました。結果は明るい性格の叔母だったので、「そんなこと気にしてたの?」と笑い飛ばされて終わりでした。今の私でも、そうするかもしれません。

何しろ辛いことばかりあった学校に行きたくない時期、その後の五月雨登校の時期、不登校の時期。いい思い出はほとんどなくて、記憶もとぎれとぎれですが、そんなことがあったのを思い出しました。
子供ってホットケーキを大きく焼くだけで、辛い時でもちょっと幸せになれちゃったりする生き物なんだなあ。そんなことをわかっていた叔母は、やっぱり子供の国と大人の国を行き来できるような大人だったのかな。
ホットケーキにまつわる幸せな思い出です。