空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

レミーは誰だ!?

思うところあり、昔の記事をこわごわ読んでみる・・・
2007年1月、2月。今のところ、あまりキレてはいない。ほっ。

そう!レミーのおいしいレストランのDSのゲーム、難関を突破し(笑)攻略率98%にまでなりました!70%からずっと進めなかったんだからこれはすごい進歩。
でも残り2%が・・・何なの?全力でガッツポーズできないこの感じ。
wiiでもソフトを買っていたのでそれもやり進めているのですが、レミーのおいしいレストランのゲームはみんな基本難易度高い気がする。水漏れパイプのところで何度やっても落ちるので、止まってしまっています。

そう。最近思ってたのがね。
レミーのおいしいレストラン、いろんな人をレミーに重ねてきたけれど、初めて思った。
私こそがレミーに「見えて」「見られて」いたんじゃないかってこと。
ネズミがキッチンに立ちたがるなんて!それこそギャグのようなもの。
ネズミ=キッチンの悪者、腐った食べ物を食べて、生きてさえいられればそれでいい、と言う仲間達。
でもレミーは、負けなかった。グストーへの憧れ、料理への憧れをいつも忘れなかった。

詳しい事情、書けなくて申し訳ないですが、書けないのは相手方に申し訳ないからですが、私の遊び心はフランス人シェフ達を大いに喜ばせた。(模様。)
一見ぼやっとした普通の女の子、でもその正体は。
それこそドブの中から這い上がってきたような者です、私。
不思議だったと思う。なんで経験がないのに、リンゴの皮さえ剥けないのに(いつもピーラーでやるからw)、いつもうまくケーキが仕上がるのか。授業中、こんなにたくさんの質問が出てくるのか。
15歳から、独学で「もうこれしか自分には出来ない」とやってきた、カンの様なものがあるんです。独特の集中力というのか。それが助けてくれました。病院で培った、遊び心や大物を恐れない心も役に立ちました。もちろん慶應通信で学んだ、「学べるということのありがたさ」も力になってくれました。
あの頃の私は、本当に輝いていたんじゃないかと思う。写真を見返してみて、そう思う。
コレットは、元犯罪者であろうと料理の腕があれば関係ない、と(いうようなことを)言った。
どんな人間だっていい。製菓への愛と能力さえあれば、許されるそんな不思議な空間。私、そのクラスの1位もらいましたよ。

あーやっぱり、レミーのおいしいレストラン見直したい!
いろんな名言に触れて、涙したい。
運命はいつも私を翻弄し、愚弄し、踏みにじるけれど、
それでも今日も私はキッチンに立つ。
人にお菓子をふるまう。
もしももう1度会えるなら、フランス人シェフ達に心から謝罪した後こう聞いてみたい。
「私は今でもレミーに見えますか?」