空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

差別と笑い。

またまた差別について思うこと。

何年も前、めちゃイケの特番で、濱口優さんの元恋人を探す、そのために彼女の親友のオカマさんの勤めるバーに加藤浩次さんが潜入取材する、というものがありました。
そこで加藤さん。ドッキリ的に、あくまで私生活で自分もLGBTで、ふらっとそのバーに寄ったようにオカマさんに信じ込ませて、キスしたんですよね。フランクなやつじゃなくて激しいやつ。最初は嫌がっていたオカマさんも最後は本気。それをめちゃイケ女性メンバーは爆笑して見ていました。
で、ネタ晴らし。ロケバスにオカマさんを招いて元恋人の女性と濱口さんの関係について話を聞くというものでした。
これこそ差別だと思う。陰湿な差別。だって、きっとオカマさんは恋しちゃったんだよ。加藤浩次に。それが直後に失恋して、しかも自分は笑いのネタにされていたなんて。どれだけ傷付いたかと思います。

はねるのとびらでも、引きこもりとかニートをネタにしたコントを長いことやっていましたよね。引きこもりっていうのは、対人恐怖という障害がなければ起こりえない現象だと思うんです。だってちょっと考えてみて。耐えられますか?何年も、部屋から一歩も出ないなんて、普通の人に。外で親のお金で遊び歩いている人もいるのに、その人達は引きこもりほど悪く言われない。これも、精神障害に対する不理解と差別と言えるんじゃないかと思っています。


日本人は弱い者いじめ大好き。
普段は日本人に生まれられたことを喜ばしく思う私ですが、この風潮、それが対象を変えて延々と続けられることには嫌気がさします。