空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

伝説であり続けるバンド。

この間カラオケでひさびさにブルーハーツを歌って・・・見直しました。いやはやブルーハーツってすごいバンドですね。

ブルーハーツは、昔聞き飽きるほど聞きました。何度も助けられた。その後自分の年齢が上がるとだんだんこう・・・思春期すぎて聞いてるのが恥ずかしいというかこそばゆくなって。
でもひさびさに聞いたら、やっぱりすごい。なんでこんなにすごいんだろ。
直球すぎてひるんでしまう。それで説得できてしまうこのすごさ。
あと、「世の中なんてなー」な反抗ソングだけじゃない。恋を歌わせてもすごいし、詩的な表現もすごい。「白く雪のように舞い落ちるもの 喫茶店で見た生クリームかヨーグルトならば積もればいいのに」(「パーティ」)とか。最初から「月が空に張り付いてら 銀紙の星が揺れてら」(「未来は僕等の手の中」)ですもんね。詩人。
生きる喜びを歌ってる。「はち切れそうだ飛び出しそうだ 生きているのが素晴らしすぎる」(「キスしてほしい」)。
いちばん有名な「リンダリンダ」とか「traintrain」、本人映像だったし、もうテンションが上がってどうしようもない。リンダリンダなんて、美しい(スペイン語だそうです)を連呼するだけの歌。「traintrain」、「聖者になんてなれないよ だけど生きてる方がいい だから僕は歌うんだよ 精いっぱいでかい声で」。これに最初にやられた。入口でした。気付いたら涙が流れてた。

マーシーの、「キューティーパイ」のすごさ!3.141592・・・円周率をひたすら歌うだけの歌。これでもロックはできるぜ、って訴えてる。むちゃくちゃかっこいいよ!

結局このすべてが、ロックの可能性を信じてるっていうメッセージなんだと思うんです。愛しているからこそ、上限を決めつけない。無限の可能性を見い出してる。
やっぱりなんていうか・・・敵わないんですよ。誰も。
ちなみにカラオケでバンド名を探す時は「ぶるーはーつ」の前に「ざ」をつけてください。そうしないと見つかりません(笑)。