愛情のコツ。

もっと世界にわくわくしよう。そういう目で見るだけで、小さなきらきらがそこら中に溢れてる。

きのうはデパートの屋上でひとりでアメリカンドッグを食べた。たわむれに、はしっこをちぎってスズメにやったら大量に集まってきた。そこへちびちゃんな男の子がやって来た。とりさん達に興味津々。アメリカンドッグのはしっこをたくさんその子にあげて、まかせてあげた。喜んでた。これだけのこと。でも幸せだった。
忙しくててんやわんやなデパ地下の店員さんにも笑顔で対応。頭を下げる。笑顔が返ってくる。また幸せ。
マックでハンバーガーも食べた。私がゴミを捨てるとき、ふたを押さえてくれた男性がいた。会釈。幸せ。

愛情はお金とは違う。使えば使うほど湧いてくる。自分が満たされているなら、誰にでも分ける。たまには拒絶されても、それはそれで私が勝手にやったことなんだから仕方ない、でおしまい。
愛のコツはけちけちしないこと。こっちが最初に注ぐ。相手から返ってくる。お互い幸せ。循環が生まれる。もう最初の何倍ものパワーになっている。

今までの人生でいちばん好きだった本、「スターガール」。スターガールになりたいと思った。
スターガールはプレゼントの名人。知らない人に、匿名でプレゼントを贈る。中でも、世の中から忘れ去られてしまったような人をスターガールは特別に愛す。意地悪な子供。孤独な老人。
プレゼントの喜び所は、相手が自分と離れているときでも自分のことを考えていてくれた所。つまり、愛情表現。
だから誰にでもあげられる無難なプレゼントはあんまりよくない。この人！って色を放ってるものを選ぶ。値段は関係ない。カードは必ず添える。私がもらっていちばんうれしいのがそれだから。
この人は私のことよく知ってる。よく見てる。そうじゃなきゃ私の好きなもの知らないはず。
お金持ちで、なんでも欲しいものは自分で買える人へのプレゼントこそプレゼント好きの腕のみせどころ。私のセンスはこれじゃい！と見せつける。相手が驚いて笑えば、私の勝ち。

今年のバレンタインはプレゼントを会う人会う人に配りまくる予定。だから一個にさける予算は、下がる…\100以下なら望ましい。女の人にもあげる。

あー楽しい。こんなことを思い付いて、準備しているときがいちばん楽しい。