空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

大好きな人、友達でいて。

久々の外来だった。3週間ぶり。こんなに空くのは初めて。

先生にバイトを受けたこととか、落ちたこととか、切ったこととか報告。その他はイベント行ったり、お菓子作ったり買出し、お見舞いに行ったり、自分で振り返って手帳見てみても意外と動いていた3週間だった。
「焦りを感じる」と先生が。居場所がなくて怖いと言うと「居場所は探して見つかるものでもないとも思う」。境界例の原因ってなんですかと伺うと「ない」と。ただ病気にも流行があって、摂食障害が少し前はすごく多かった。先進国だと情報を取り込んで症状を真似してしまう、こともある、そうです。
「焦って行動しても、そのあと切らなければよかったんだけれど」と。はい・・・そうですよね。
薬もいじれないそうでした。
うん・・・でも納得です。そうだろうなあ。



親友とは相変わらず、「貢ぎ」(お互いへのプレゼントの通称)を交換。ラフ君のタオルがうれしかった。私が餃子クッキーをあげると、爆笑してくれた。ああなんか・・・じ~ん。
彼女も恋人との別れ、愛犬が原因不明で具合が悪くなる、拠りどころにしていた好きなスタッフさんの移動。重なって、とても辛そうな状況でした。なかでは「おねぇ」こと彼女の姉の息子、つまり甥ですが、彼の存在が救いみたい。でも・・・いろいろ思うだろうなとは思いますよ。
自分は結婚できるんだろうか。自分にも赤ちゃん産める日なんて来るんだろうか。一生縁の無いように遠く見える、まぶしすぎる幸せ。私も何度も何度も感じた、覚えのある感覚です。兄の結婚式。兄のマンションで、生活の片鱗を目にするたびにも。

デイケア棟では唯一私に友達として話しかけてくれる面白い男の子が。今日も寄って来て声掛けてくれました。
彼は美容専門学校を卒業した経歴があるらしく、そんな彼に頭の横部分にしか髪がないおじさんが「じゃあ今度髪切ってよ」と頼むと、「いいッすよ。俺ボブしか出来ないッすけど」。
それじゃ「いいッすよ」じゃないだろ・・・。横だけでどうやってボブに持っていく気だよ。

さらにふたりで話すと、「俺4月から働きますから」。「そうなんだ!?」「いやまだ決まってないすけど」。じゃあまだ発表しちゃいけない段階じゃん。
ほんとこういうの好きでした。おもしろいやつだなーと思ってた。ひそかに彼の名言集作りたかった時期あります。



続いて病棟へ、入院している友達にお見舞いに。「面会時間が過ぎているので扉のところで話してください」と指示。
お菓子渡して、貸してたマンガ返してもらって、みんなで話して。したら彼女突然「おならしちゃった! くさいくさい。みんな逃げて!」言わなきゃばれなかったのに。
やっぱりこういうとこ、かわいい。頭なでたりぎゅーってしたくなる。
扉の窓越しに「また遊んでね」と言って、手を振り合って、帰ってきました。



これからもしばらくふたりのことが心配です。これだけ付き合いの長い、何でも見せた友達。
親友が心配だから明日デイケア行こうかなと思ったけど・・・
絶対疲れちゃう。
ふたりを失ったら私どうなっちゃうんだろう。
お願いだからこれからも、友達でいてね。