ハート、打ちのめされた。

ジョージ朝倉の「ハートを打ちのめせ！」
読みました。

いやー、見事に。打ちのめされましたよ、このハート。



同じ中学のクラスメイトというつながりで、一話ごと主人公が変わっていく短編オムニバスのような形式。一話ごとに必ずＳＥＸシーンが必ず入るのにいやらしくない、いや、いやらしいんだけど、
それが消費者の目を引くためだけに無理やり入れられてるんじゃなくお話のパーツとして必要なもので、悪目立ちしない。読み終えて実に気分がいい、というのか。

いつも思うんですが少女マンガっぽくない。薄っぺら、流行、ファッション、「馬鹿にしてんのか」ってぐらいの「わかりやすさ」、「これ押さえときゃいいんでしょ？」的な描き方。１度読んだら終わり・・・全部当てはまらない。映画を１本見たような満足感、充足感がある。

絵も好きだし・・・やっぱ才能です、きっと。
第５話のマキが個人的にいちばん好きでした。「空想の」理想の彼氏と付き合っていることで自分を保つ女の子。
「少年少女ロマンス」「恋文日和」・・・やっぱいい。

今公式サイト見て来ました。ブログ面白そーッ！ギャラリーの絵、待ち受けにしてぇーッ！
さっそく友達に貸しに行こう・・・。



ＪＡＺＺＥ７（ジョージ朝倉公式サイト）　http://www.jazze7.com/