空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

美しい人。

近所を1時間ほど歩いてきた。足の裏まで汗かいた。
おじいさんが多いなあ。。。

ほんとに私はおばさんではなく「おじさん」になってきていると思う。
近所をひとりでウォーキング、その際のBGMは中島みゆき。アニマルプラネッツやディスカバリーチャンネルを好んで見る。青汁とか飲んでるし、野鳥に毎朝餌やるのが習慣で。
仕方ないおもしろいと思う人がみんなおじさんで、その人達がおもしろいというものを追体験しているとこういうことになってしまうんだから・・。
こうなったらおじさんの友達、欲しい。



千原ジュニアは自分のおばあちゃんが大好き。ジュニアが中学生の時ふたりで旅行に行って、バスに乗って、お金がなくておばあちゃんの発案でバスの入り口から下りてふたりで逃げた。おばあちゃんはバスの進行方向に逃げていて、おばあちゃんが笑ってた、僕も笑った、という詩があるんだけど。
ジュニアみたいな若者になりたい。おじいちゃんおばあちゃんと笑いながらゲートボールをして、裁判の傍聴が趣味で、ナイフとマンガとブランキーが好き、殴り合いばかりしてる。そんな矛盾が、ちっとも矛盾じゃない人に。

好きなものは、好きだから。統一性は、人から見た時に必要なものじゃなく自分から見た時に必要なものって、思いたい。



私の義姉、兄のお嫁さん。見る間にひとりの若い女の人が、お母さんという生きものに変貌した。見事だった。
出会った頃の、空港に勤めていた彼女より、元読者モデルだった彼女より、今子供2人産んで、化粧っ気がなくて、そばかすが出来て、赤ちゃんのお乳の分もがっつり食べて、ヒールも履かなくなって。甥の描く人の絵に初めて黒目の点が入ったからって「すごぉい!!」と本気で驚いて、写真を撮っている。そんな今の彼女の方が、私は好きだ。

かっこいい大人になりたい。かっこいい女の人になりたい。かっこいい日本人になりたい。かっこいい人間になりたい。



美しくなりたい。



マザーテレサのところで働く20代後半の修道女と、見た目を着飾った女性が街ですれ違った時、密着していた記者が「うらやましくないですか?」と修道女に聞いたと。修道女は笑い声を上げて、「そういうことはもう十分に楽しみました」と答えたと、聞きました。
見た目を飾ることよりおもしろいことを見付けたいけれど、それってきっと見た目に全くかまわなくなることとも違う。

仲間から「動物愛護パンクスというジャンルがある」と聞いた時は笑いました。レザー・・・。

もっともっと、好きなようにやりたい。
与えられた可能性の限り。
「幸せになるのには別に 誰の許可も要らない」。(ヒロト