空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

とんとんとん。

こないだは、「肉じゃがが食べたい・・・」という気持ちとともにむくりと起き上がって朝が始まった。
前日から続いていた気持ちだったので、材料はある。朝から肉じゃがを煮る。

自分が材料を切る音がとんとんとん・・・と朝の台所に響く。
肉じゃがといえば、女の子が好きな男の子に食べさせたい料理のイメージ。でもそれって、あったかい家庭の味のイメージでもあるのだなとも思ったり。
煮崩れが怖いのでメークインで煮る。味付け濃い目で、ケンタロウのレシピの指示通り。
煮上がった肉じゃがは、熱々、じゃがいもがほこほこ。薄味好きな我が家にしては濃い方の味、でもそれが食べたかった。だから大満足。

最近、料理が好き。「あれが食べたい!」と思いついて、その材料を買いに行くこと、お値下げ品を見つけたときのときめき。
できあがって食べて、おいしい。家族も大満足。このすべてが、楽しい。
魚介のダシが出たスープ、汁物が好きすぎる。この間はブイヤベースを作った。魚介類、高し。。。レトルトのスープの素を使って、魚介類の品数を減らしてやってみる。大成功。今度は魚介のうまみが出た味噌汁なんぞ作ってみたい。あーうまそ・・・。
次に興味がある食材、手羽元。要するにおつまみ系の味が好きなんだろうか私。お酒飲めないけど。

次にやりたいことは「お弁当を作る」ことで、目標は「食べてくれる相手のためにお弁当を作る」こと。



朝、お母さんがなにかを包丁で切るとんとんとん・・・って音が家に響くこと。
朝起きて居間へ行くと、自分より先に起きている誰かがいること。
朝と夕方、決まって同じ鈴の音が外から聞こえて、それは知り合いの柴の老犬のお散歩だってわかること。その飼い主さんと外でたまたま会うと、道端に止まって笑顔であいさつしてくれること。
お隣のおばちゃんが、多く炊きすぎたおこわや、苦労して作ったごま豆腐を持ってきてくれること。
いまだに、私達が子供のころ遊んだ路地から、子供達が投げるボールの音が響くこと。
去年も一昨年も、畑のわきの道ばたでとうもろこしを売っていたおばあちゃんを今年も見かけたこと。
そのすべてがほんと、当り前じゃない。本当に幸せなこと。

私ってどうしてこう幸せなんだろう。
外に出れば、犬や子供に目が行ってつい笑顔。飼い主さんに許可を得て、道に膝まづいてまで撫でる。お別れのとき、飼い主さんは必ずと言っていいほど「ありがとうございました」と言う。うちのかわいい子をかわいがってくれてありがとう。それってなんていい感情だろう。
両親を見れば、愛しくて止まらない愛情表現。母に見境もなく抱きつき、父のひげそりを借りて顔のムダ毛を処理。我が家はみんなよく笑う。
朝起きると、太陽が気持ちいい。季節によって匂いの変わる風が好き。窓から見える緑が好き。どこにでもいる、スズメやハトなんかの鳥がかわいい。

明日は何を作ろう。
どこへ行こう。