空飛び猫の戯れ言

お菓子作り、メンタル闘病記、お気に入り動画など。空飛び猫の、ありのままの日記です。

消えない魔女への憧れ。

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共通テーマ「あなたの好きなジブリ映画は?」を発見したので書いてみます。
深さと衝撃で言ったらナウシカ。圧倒的なワクワクどきどき感で言ったらラピュタ
それでも私は、魔女の宅急便が好きなんです!!

思春期の私はある時期確実に宮崎駿に恋をしていたと思います。宮崎駿の頭の中に住んでしまいたかった。
真夜中に一人で、何度魔女宅を見ただろう。猫と会話でき、パン屋さん(ケーキも扱っている)の2回に下宿し、ほうきで空を飛べる。そこには私の「好き」を全て叶えている女の子がいた。
子供の頃聞いた歌の最後みたいに、魔女宅の世界に入ったまま帰ってきたくなかった。魔女宅は私の現実逃避の場だったし、それに何度も助けられた。

原作者の角野栄子さんが私の外国人の友達で、いい家の生まれだけれどそこを飛び出して記者をやって暮らしていて、シスターを見ながら「あの人たちは一生キスも知らずに過ごすのよ」と角野さんに話して、踊りがすごくうまくて、音信不通になったと思ったらある日突然現れて、誰も連絡が取れないから角野さんのところへ「知らないか、伝えてくれ」と回って来ていた莫大な財産相続の話をめんどくさがって消えた。
その人を今まで出会った中でいちばん魔女に近い人だと思う、という記述があった。

私も自分の解釈で魔女になりたいと思っています。
そんなわけで、私のいちばん好きなジブリ映画は「魔女の宅急便」です!