青汁の番組。

青汁の番組がおもしろい。
要は職人の半生を振り返るドキュメンタリー。必ず健康の大切さに気付き、青汁に出会う。
私が好きなのは食品サンプルの会と、森のお茶会の会。

サンプルはもともと大好きなのでサンプル製作の過程が映像で見られること自体うれしいのだけれど、「よりよいサンプルを作りたい」と常に模索し続け、サンプルに動きをつけた。口に運ぶ前がいちばんおいしそうに見える瞬間ということに気づいたからだそう。炒めている最中のチャーハンを作り（半分作って鏡に貼り付けてあることで、米粒が宙を舞っている）、賞を受賞して上野美術館に飾られたというくだりは見ているこっちがうれしくなる。
森のお茶会は、少女マンガ家として成功した後、締め切りと家事・子育てに追われるうちにメンタルを病み、漫画家をやめる。その後４０過ぎてケーキ屋を立ち上げて再び成功した女性の話。とにかく新しいケーキのアイディアを実際に作りたくて作りたくて、手が追いつかないみたいなことを話されてました。なんと幸せな悩み・・・。

思うのは、ものすごいアクティブ。思い立ったが吉日、とにかく行動してしまう。あとやっぱり、根が明るいというのか。なんか・・・青汁の食品サンプルをいきなりカバンから出してスタッフにプレゼントしてくれたり、青汁を使ったケーキを内緒で作ってくれてたり。楽しんでるのかなあ・・・と。

たぶん現実は本当に厳しいのでしょうが、あまりストイックになるよりも、遊び心を持って現役でいる方が、見ていてうらやましい。「こうなりたいなあ」と。

青汁を飲むシーンさえなければいい番組だね・・・とかいうことは、言ってはいけない。



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