今週のお題「バレンタインといえば」で記事を書いてみました。
今週のお題「チョコレート」
今週のお題はバレンタインといえば、だそうです。
私にとってバレンタインは、「日頃お世話になってますチョコ」を渡す日。
昔は本命チョコを手作りしたこともあったのかな?
昔過ぎて忘れてしまいました・・・。
チョコレートについて知りたくて、wikiを覗いてきました。
wikiはすごいなあ。大学のレポートみたい。わかりやすい。
最初は飲み物だったとか、知ってることも多かったけど、なんで固形のチョコレートって出来たの?
これについても調べてみると、1847年、イギリス人ジョセフ・フライが現在のチョコレートの原型となる固形チョコレートを発明、とあった。
当時のチョコレートはココアパウダーと砂糖にお湯を溶かした飲料(いわゆる今飲んでるココア)だったが、ジョセフ・フライはお湯の代わりに、ココアパウダーと砂糖にココアバターを加えてみた。すると固形のチョコが生まれ、型に流し込んでいろいろな形のチョコができるようになった、そう。
ふーむ・・・まったく納得できない。
あの液体のココアが、パキパキのチョコにどうしてなると想像できるんだろうか。
チョコレートをパキッときれいに固めるには、テンパリングという温度調整が必要なんですが、それが1~2度単位での調整が必要なんです。
しかもチョコレートによっても違う。
例えば
スイートチョコレートだと最初50~55℃に上げて、27~29℃に下げて、また31~32℃に上げる、といった具合。
ミルクチョコレートだとそれが45℃~50℃、26~28℃、29~30℃に変わります。
こんなこと最初にどうしてわかるの?
テンパリングを初めから知っている現代の人達ですら、テンパリングの微妙な温度調整には手を焼くというのに!
やっぱり偶然かなあ。お菓子のあるある、最初は間違い説?
もっと調べてみると、
1879年、スイスのルドルフ・リンツ(あのチョコレートブランドのリンツ!)が口溶けのよいマイルドなコンチングを成功させた、とあった。
カカオマスに砂糖や粉乳を細かく磨り合わせて練り混ぜる作業をコンチングと言い、ある日機械のスイッチを切り忘れ帰ってしまった、数日後職場に戻ってきたルドルフはスイッチを切り忘れていたことと同時にあまりに艶やかで美しいコンチングに驚き、それをヒントに滑らかな口溶けのチョコレートを開発した、そう。
はっはーん・・・当たってた。
やっぱり最初は間違いだったんだ!
ちなみにコンチングとは温度調整のことではなく、チョコレートを練り上げることを指すそう。
でもテンパリングの方は疑問のままです。
どうして液体のチョコから固形のチョコができたのかなあ。
信じられない発明でしょこれって・・・。
あとはチョコレートの語源も面白かったです。
日本語「チョコレート」の語源は英語 : chocolate だが、この英単語自体はさらにスペイン語のチョコラテ(スペイン語 : chocolate)に由来する、そうで、
スペイン人は、16世紀後半にチョコラトルという言葉を使い始めており、16世紀末のイエズス会士ホセ・デ・アコスタの時代にはチョコラテと呼ばれるようになった。チョコラテの語源についてはさまざまな説が存在し、いずれも決定的なものではない、そう。
最も多く引用される説はアステカ民族の言葉であるナワトル語のショコラトル(xocolatl)が変化したとする説であり、xococ は「酸味」を、atl は「水」や「飲み物」をそれぞれ表すとするが、この説に異を唱える人もいて、
別の説として、サンタマリアはマヤ語で「熱い」を表すチョコル(chokol)とナワトル語のアトル(atl)を組み合わせた造語が語源だとしているそう。
また東部ナワトル語で「泡」を表す chicoli の派生語で「泡立った飲み物」を意味する chicolatl が語源であるという新説もあるそうです。
チョコレートにまつわる数々の発見、発明、努力、のおかげで、今こうして手軽に、誰でもチョコレートが食べられる時代が来たんですね。
私お菓子の歴史とか調べてると、この歌を思い出します。
「おとぎ話の王子でも 昔はとても食べられない アイスクリーム アイスクリーム
僕は王子ではないけれど アイスクリームを召し上がる」
すごいなあ。
行きつくところいつも、第一人者とか、先人に感謝。